日々の雑感

墓誌に知る、幾多の物語のあとさき

彼岸入り。いつもは妻に任せきりの墓掃除ですが、今年はたまたま私の担当に。
冷えた朝の寺は、三門をくぐるだけで背筋が伸びる心地よさがありました。

草をむしり、石を洗い、花を供え、「また改めて妻と来ますね」と墓の中のみんなに短くご挨拶。
マフラーを巻き直し、うねうねと続く墓地の道を帰りながら、ふと視界に入る墓誌を見つめました。

ここには、何人もの誰かが懸命に生きた証が、幾多の物語のように詰まっている。

相続や遺言を扱うのが私の仕事です。
それは単なる書類作成ではなく、誰かの「生きた証」を大切に預かり、次へと繋ぐこと。
まだ冷たい風のなか、この仕事の持つ温かな責任を、じんわりと思い出した午前中でした。

日々の雑感

インド映画フェスティバル2026

駐日インド大使ナグマ・モハメド・マリック(Nagma Mohamed Mallick)氏から関係者に花束の贈呈

先週に引き続き、今日も九段下のインド大使館でインド映画を満喫してきました。

それにしても、インド映画の「濃さ」というか、濃密な仕上がりには圧倒されます。

3時間近い大作が当たり前。突然始まる歌と踊り、感情の振れ幅は極端で、そして涙あり笑いありの展開は、まさにインドの炊き込みご飯「ビリヤニ」のように具材(見どころ)がたっぷり詰まっています。

人によっては「くどい、しつこい、妙に明るすぎる」と引いてしまうかもしれません。でも、私はその過剰なまでのエネルギッシュさが、たまらなく大好きなのです。

今日の映画は『マニカルニカ:ザ・クイーン・オブ・ジャンシー(Manikarnika: The Queen of Jhansi)』。「インドのジャンヌ・ダルク」と称えられる実在の王妃の激闘を、壮大なスケールで描いたバトルアクション活劇です。
これでもか!と延々と続く戦闘シーンの迫力には、ただただ圧倒されました。

明日からは会場を池袋に移し、インド映画ウィークはさらに盛り上がっていきます。
自他ともに認めるインドファンとして、この熱をしっかり受け止めていきたいです。

私は行政書士として、大好きなインドの方々の在留許可申請を全力でサポートしたいと考えています。
もちろん、インド以外の方も大歓迎です!お気軽にご相談ください。

As a certified administrative scrivener, I want to fully support the residence permit applications of people from India, whom I love very much.
Of course, people from other countries are also very welcome! Please feel free to contact me.

日々の雑感

春の光と、愛用の万年筆

少しずつ日差しが暖かくなり、春の気配を感じる季節になりましたね。
今日、コンサートの帰り道、久しぶりに本厚木の有隣堂へ足を運んできました。最近はネットで本を買うことが増えましたが、やはりリアルの本屋さんは貴重な存在です。ずらりと並ぶ背表紙を眺めているだけで、今の世の中の「空気感」やトレンドが伝わってきて、知的な興奮とともに身が引き締まる思いがします。

また、有隣堂といえば充実した文房具コーナーも楽しみのひとつ。
実は私、万年筆が大好きでして、先日ついに愛用の「PARKER(パーカー)」を修理に出してきました。
昨年のこと、長年連れ添った経年劣化のせいか、軸が微妙に曲がり始めてしまったのです。「おや?」と思って自分で直そうとしたところ……グニャリ。あの瞬間のショックといったら、言葉になりませんでした。ですが、修理をお願いできると聞き、今はホッと胸をなでおろしています。
手元に戻ってくるのはもう少し先ですが、直った暁には、これまで以上に愛着がわくに違いありません。
春からの新しい書き物。相棒の帰還を、心待ちにしている今日このごろです。

日々の雑感

横浜、三月。新しい酒を、古い革袋に注ぐ

橋の向こうに、季節の気配を感じる

三月七日、横浜。海からの潮がわずかに春を運んでくる心地よい朝凪に吹かれ、「神奈川県行政書士会」の説明会に出席した。

なかなかに「濃い」味わい深い時間だった。
言葉の端々にプロの矜持が滲むその空気に当てられ、私はその足で登録申請書を提出した。

こうして今は、印度での無頼旅から帰還し、事務所開設という名の「新しい試み」に耽っている。

ブログを編み、ホームページを構築する。
指先が再びキーボードの感覚を思い出し、時間を忘れそうになるのも、また一興。

この「生みの愉しみ」は、何物にも代えがたい。

ここから、また歩き出す

振り返れば、社会という名の荒野を四十年(よそとせ)近くも彷徨ってきた。

酸いも甘いも、それなりに飲み込んできた自負はある。
だが、いざ「専門」という深淵を覗き込んでみれば、そこには学ぶべき知の巨塊が、インドの北部を覆う「ヒマラヤ山脈」のごとく鎮座しているではないか。

私は今、ふたたび「精進」という古風な言葉を噛みしめている。
書物と格闘し、海千山千の諸先輩に教えを請う。そうして、一滴ずつ、良質な実力という名の雫を溜めていくしかない。

「あの人に任せて良かった」

誰からもそう言われる行政書士になれたなら、それはそれで愉快な人生の終盤戦といえるだろう。

窓の外では、桜が密やかに、しかし確信を持って芽吹こうとしている。
私の新しい季節もまた、この光の中で、静かに、そして熱く、幕を上げたのである。…つづく?

日々の雑感

長い歳月を経てたどり着く、穏やかな時間のように

ホームページトップに使ったこの写真は、インドのゴア州にあるBenaulim Beachで今年2月に撮影したものです。荒波に揉まれ、この浜辺に静かに横たわる流木は、懸命に歩んできた人生の証のようでもあります。行政書士イートス法務事務所が目指すのは、ご依頼者様が築き上げてきた大切な想いや資産を、次の世代へと穏やかに、確実に引き継ぐお手伝いをすること。寄せては返す波のように、変わることのない「安心」を、遺言・相続のプロフェッショナルとしてお届けします。

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