右見て左見て、ついでに斜めも──平和な国のゆるい用心術

今日は季節外れの寒い土曜日。
今月も早起きして、いつもの箱根山で英語仲間と戯れてきました。
帰宅して、冷えた体に熱いコーヒーを流し込みながら、読む間もなかった朝刊をようやく開いています。
新聞を圧倒するにぎやかなチラシの数々
静かな午後──のはずが、
ページをパラパラとめくれば、今日もにぎやか。
葬儀に、墓に、終活に、保険に美容に健康食品……
おっとその横に──
「家にあるこんなもの、あんなもの、何でも高額買取いたします!」だって。
金銀財宝そんなもの、あったらとっくにハワイでしょうな。
しかし最近、こういうチラシばっかりと笑っていたら、 海外の友人に言われました。
「え、日本って知らない人が来ても玄関開けるの?」
……はい、開けます。
実はこれ、世界では、ほぼ絶滅した習慣らしいです。
笑ってる場合じゃないけど、笑っておく
アメリカは玄関にカメラ。 イギリスはID確認。 フランスは家の構造は国家機密。 インドは家に入れるのは結婚より重い決断。
そんな中、日本だけが 「まあまあ、お茶でも」 と平和のフルオープン。
平和って、ありがたい。 そして、ちょっと怖いかも。
だから、広告も電話も安全確認が必須!
右見て、左見て、上、下、斜め。 ぐるっと見て、チラシはそっと裏返してメモ用紙。
これくらいでちょうどいい時代でしょうな。
単なる“書類の人”ではない
行政書士というと「書類の人」という印象が強いかもしれませんが、
実はもう少し、暮らしの近くにいる仕事です。
行政書士法では、
“官公署に提出する書類の作成や相談”が基本業務とされていますが、
その周辺には、生活の安全や財産を守るための相談が自然と寄せられます。
たとえば、
財産をどう守るか の考え方を一緒に整理したり、
情報の扱い方 について助言したり、
悪質商法に巻き込まれないための予防 に関する相談を受けたり、
家族の権利や手続きを整えるお手伝いをしたり。
どれも“法律の書類”そのものではありませんが、
暮らしの不安や疑問が書類の手続きにつながることは多く、
行政書士として自然に寄り添える領域です。
だから私は、
新聞の広告ひとつでも「ちょっと気をつけておきましょうか」と
声をかけたくなるのです。
サウイフモノニ ワタシハ ナリタイ
とはいえ、
土曜の午後にぼんやり眺めるチラシは、どう裏返してもこちらをじいっと見てくる。
「さすが、両面印刷の商魂たくましさ」感心している場合ではない。
「行政書士は単なる“書類の人”ならず」…言葉に思わず酔ってしまいそう。
でもね、
そういうものに
わたしは
なりたい…のです。
明日は日曜日、おやすみなさい。














