五月晴れの空の下、書き換えられる「台本」

行政書士として日々「法」という名のルールに従っておりますと、時折ふと思うのです。このルールを書き上げているのは、あの「ぎゅうぎゅう詰め」の密室で熱い議論(あるいは主導権争い)を繰り広げている先生方なのだわ、と 。

再審制度を見直す改正案を巡り、検察官の抗告「原則禁止」で本則修正へ 自民に提示、了承の公算 | 文春オンライン

爽やかさの裏に透ける「妥協の産物」

「悪法もまた法なり」とは申しますが、新緑の季節にさらりと本則に盛り込まれた「検察官抗告の原則禁止」も、結局は政治家とお役人の間で生まれた、絶妙な妥協の産物なのかもしれません。冤罪救済という爽やかな正義の表看板の裏で、どこか“やりました感”の演出が静かに進んでいるようにも見えてしまいます。

視線の先にある「次のステージ」

そして、この熱狂の先に見え隠れするのは、国家の骨組みたる「憲法改正」の影。次なる大きなステージに向けて、これからどんな「鮮やかなパフォーマンス」が繰り広げられるのでしょう。
わたくしたち法律の隣接職種にできることは、美しい「新緑の演技」に惑わされず、ちょっと冷めたハーブティーを片手に、法の行方を厳しく、かつ少しとぼけた顔で見守ることくらいでしょうか。

五月晴れの空の下。行政書士たるもの、政治のドラマに中(あ)てられることなく、ただ静かに、「品位」を保って凛とした初夏を歩んでいこうと思うのです。

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