日々の雑感

横浜、三月。新しい酒を、古い革袋に注ぐ

橋の向こうに、季節の気配を感じる

三月七日、横浜。海からの潮がわずかに春を運んでくる心地よい朝凪に吹かれ、「神奈川県行政書士会」の説明会に出席した。

なかなかに「濃い」味わい深い時間だった。
言葉の端々にプロの矜持が滲むその空気に当てられ、私はその足で登録申請書を提出した。

こうして今は、印度での無頼旅から帰還し、事務所開設という名の「新しい試み」に耽っている。

ブログを編み、ホームページを構築する。
指先が再びキーボードの感覚を思い出し、時間を忘れそうになるのも、また一興。

この「生みの愉しみ」は、何物にも代えがたい。

ここから、また歩き出す

振り返れば、社会という名の荒野を四十年(よそとせ)近くも彷徨ってきた。

酸いも甘いも、それなりに飲み込んできた自負はある。
だが、いざ「専門」という深淵を覗き込んでみれば、そこには学ぶべき知の巨塊が、インドの北部を覆う「ヒマラヤ山脈」のごとく鎮座しているではないか。

私は今、ふたたび「精進」という古風な言葉を噛みしめている。
書物と格闘し、海千山千の諸先輩に教えを請う。そうして、一滴ずつ、良質な実力という名の雫を溜めていくしかない。

「あの人に任せて良かった」

誰からもそう言われる行政書士になれたなら、それはそれで愉快な人生の終盤戦といえるだろう。

窓の外では、桜が密やかに、しかし確信を持って芽吹こうとしている。
私の新しい季節もまた、この光の中で、静かに、そして熱く、幕を上げたのである。…つづく?

日々の雑感

長い歳月を経てたどり着く、穏やかな時間のように

ホームページトップに使ったこの写真は、インドのゴア州にあるBenaulim Beachで今年2月に撮影したものです。荒波に揉まれ、アラビア海を臨むこの浜辺に静かに横たわる流木は、懸命に歩んできた人生の証のようでもあります。
行政書士イートス法務事務所が目指すのは、ご依頼者様が築き上げてきた大切な想いや資産を、次の世代へと穏やかに、確実に引き継ぐお手伝いをすること。寄せては返す波のように、変わることのない「安心」を、遺言・相続のプロフェッショナルとしてお届けします。

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