平塚市役所へ行ってきた。用件は私個人の「国民健康保険」デビューである。
前職の保険組合という、「温かい揺りかご」の約2年の延長期間も終わりを告げた。国民健康保険と比べ、組合の方は比較的低い年収ラインで「上限」という名の防波堤を用意してくれている。おそらく偉いお方たちが、自らのために知恵を絞って作った仕組みなのだろう。ソフトランディングに感謝。ありがたや、ありがたや。
さて、久しぶりに足を踏み入れた市役所だが、明るく、レイアウトは洗練され、職員諸君はテキパキと、しかも爽やかに動いている。口座振替に印鑑も通帳も不要、キャッシュカードを一枚差し出すだけで、デジタルという「全知全能の具」がすべてを解決。「ほう」と感心している間に、一時間足らずで全てが完了した。実にお見事、まさにスマート。
だが、ここで私の開業への気負いがむくむくと鎌首をもたげた。
「ふむ。この方々が今後、稼業の『強力な助っ人』となるのか、はたまた、あるいは……」もしかしたら、温かくも怪しげな視線を皆様に送ってしまっていたのかも。失敬。